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頭のいい子の特徴③-1:語彙力・読解力がある子

皆様こんにちは。

ロボプロキッズ☆ラインのはやぴぃです。

ロボットレシピ31個のうち、

ふつうジャンル前半6つの作品の紹介が終わり、

これから、ふつうジャンル後半の作品6つを紹介していきます。

 

その区切りとして、今回はコーヒーブレイク的な話題です。

 

プログラミングをすると、頭がよくなる??って期待される向きもあり、

頭がいい子ってどんな子?というテーマで書いている続きです。

 

① 集中力。② 根気。③(本命)脳内ネットワーク。

と、頭のいい子の特徴を書いてきました。

私が思いつくのはこれですべてなのですが、

③ があると、いわゆる頭のいい子のできることができます。

それにはどんなものがあるのか考えてみました。

 

③-1 語彙力・読解力。

③-2 理解力。

③-3 論理的思考力。

③-4 問題解決力。

③-5 コミュニケーション能力。

 

以前の記事で「地頭」という言葉を使ったことがありますが。

守護地頭の「じとう」じゃなくて「じあたま」です。

じあたまで検索して見ると、私の言いたいことが書かれていました。

この地頭=脳内ネットワーク、じゃないかと思います。

 

前置きが長くなりましたが、今日は、語彙力・読解力について。

藤井聡太棋聖のインタビュー記事を見ていると、

高校生なのにこんな表現をするんだ、と驚くことが多いです。

例を挙げようと思ったら、意外と思い出せませんが、

「望外の」なんていうのもその一つです。

 

日本人はみんな日本語ができます。

といっても、「できる」の内容は様々。

国語のテストをやっても点数はバラバラだし、

日本語検定でもいい成績を取れる人と取れない人がいます。

持っている語彙力・読解力が全然違います。

中には、「キモイ」「ヤバい」の2語しか知らないんじゃないかと思う人もいるようで。。。

 

夫は大学の先生をしていて、

留学生が日本語検定で1級をとった話をすることがあります。

日本のどこかの大学では、卒業時に日本語検定2級合格を目指すと書かれているとか。

それは、何語であれ、その人の持っている語彙が違うのではないかと思います。

何語であっても、一つの言語を極め、語彙をたくさん持っている人は、

話す内容があり、次の言語を学んでも伸びしろがあるのです。

 

夫は、英語の早期教育には反対の意見を持っていて、

小さい時は、一つの言語でいいから語彙や文法をしっかりと身につけ、

その言語を使って論理的な思考ができるようにする方が大切だと言う立場です。

いくら上手な発音で日常会話ができたって、それだけでは意味がない。

ジャパニーズイングリッシュでも、通訳や翻訳機を介しても、

しっかりとした話す内容がある人と話がしたいものだ。と。

 

では、語彙力はどうしたら身につくのでしょうか?

親や周りの大人が話す言葉。

テレビなどから聞こえてくる言葉。

読書。

そこで耳や目にした言葉が、脳内ネットワークに引っかかって残るか、

痕跡を残さずに素通りしていくか。の違いじゃないかと思います。

 

周りの大人が、「キモイ」「ヤバい」しか言わなかったら、豊かな語彙力は身につきにくいし、

漫画もいいけど、きちんとした言葉で書かれている本をたくさん読むほうがいいです。

そして、そういう言葉に触れても、「記憶にございません」ではいけないから、

脳内ネットワークにからめとることが大切だと思います。

 

読解力は、もっと複雑な要素が絡まっています。

豊かな語彙力は基本中の基本として、相手の趣旨を理解することも大切。

これが、コミュニケーション能力の高さに繋がっていくと思います。