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脳内ネットワークを作る子供とのかかわり方

皆様こんにちは。

ロボプロキッズ☆ラインのはやぴぃです。

ロボットレシピ31個のうち、

次回から、難易度「ふつう」の作品を紹介していきます。

今回はコーヒーブレイク的な話題の3回目。

前々回から書き始めた脳内ネットワークの話に戻りますね。

 

先生をやっていた経験から言うと、

脳内ネットワークを使って考える習慣のできている子と

あまり出来ていない子がいるように思います。

 

以前の記事にも書きましたが、

・なぜそうするのか、

・その仲間に今まで知っている何があるのか、

というようなことはあまり関心がなくて、

要するに、今の目先の答えだけを知りたがる子がいるように思います。

 

それって、小さい頃からの関わり方じゃないかなぁ。

それから大きくなるまでの間に、

ネットワークでからめとって知識をドンドン増やしてきた子と

単独事項として覚えては、そのうち忘れてしまった子とで

知識も思考力も、大きな差がついてしまっている。

と感じました。

 

ある高校の補習クラスを担当したのですが、

今まであまり時間をかけて勉強していなかったから補習クラスになったけれど

理解力のある子は、

教えるとドンドン吸収して、面白いほどできるようになる。

そういう子のことを、頭がいいと感じました。

 

教えても教えても、なかなか沁みこんでいかなくて、

お互いに辛くなってくる子もいました。

単独事項として覚えているから、キャパいっぱいいっぱいなのかな?

 

小さい時の関わり方を、どうしたらいいのか。

私も含め、きっとみんな無意識にやっているから、

自分がどう関わってきたか、って、あまり覚えていないですよね。

私が覚えているのは、なるべく理由を言うように心がけてた、ってことくらいです。

 

よく言われる例で、バスの中で騒ぐ子供に、

「静かにしなさい、運転手さんに怒られるよ」というのはダメです。

怒られなかったらやってもいいと思ってしまうからです。

じゃなくて、「他のお客さんの迷惑だし、危ないから」と言うべきだと思います。

 

そのように教えていたら、バス以外でも、ほかの人がいるところでは、

病院とか、レストランとか、静かにしなきゃいけないって

応用で考えることができるのではないでしょうか。

 

あとは、自分がやったかどうか覚えていないけれど、

知ってることと関連付けて話をするのもいいかもしれないと思います。

例えば、西洋タンポポを見つけた時に、

「この前見つけたタンポポより○○だね。

この前のは、○○で、今日のは△△で、どこどこが違うんだって」

って感じで話をすれば、

何か新しいものに出会った時に、知っているものと結び付けて整理する、

という習慣が身につくのではないでしょうか?