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集団指導が向いていない子とは

皆様こんにちは。

ロボプロキッズ☆ラインのはやぴぃです。

ロボット教室、ってハッシュタグだったかな。

見ていたら、どの教室のカリキュラムがいいとか、

カリキュラムを比較検討して選びましたとか、

いろいろ書いてあるのを見つけました。

素晴らしいカリキュラムもいいんだけど。。。

 

学校で先生をしてたころ、

どうしても成績が伸びない子がいました。

見ていると、ノルマを片づける、的なとらえ方をしている。

 

学校は集団指導で、カリキュラムに則って進んでいく。

先生が言ってること、聞き逃した。

ここは今一つ、理解できない。

そんなことになったら、どうしますか?

 

お母さんがパソコン教室に行ったと思ってください。

どうしますか?

隣の人のをちょっと覗いて、真似っこします。

なぜ、そうするのか、そこからどんな応用ができるのか、

よくわからないけれど、真似っこして、その場をしのぎます。

 

それがクセになると、頭の中にネットワークができないままに、

習ったことが点として、多数の点として存在してしまいます。

それが、成績が伸びなくなった理由じゃないかなと思いました。

 

お子さんの特性として、理解の早い子、

じっくり納得しながら進んでいく子、いろいろいます。

ロボットプログラミングでも、

まずはブロックにじっくり慣れた方がいい子、

プログラミングの世界がすんなり理解できる子、

いろいろいると思います。

 

その子その子に合わせて進んでいける。

それが、各家庭に教材を提供する良さじゃないかなと思います。

 

以下、余談です。

なんかくどいですけど、

上記の主張を詳しく書きたい気分になりまして。。。

 

私はなまくら主婦で、料理はよく知らないので

下記の例が料理の技としてウソだったらすみません。。。

 

例えば、里芋を塩で揉んだりしますよね。

先生が、「ぬめりを取るためにやります。

ぬめっとしたものなら、海老でもナマコでも同じです」

と、説明したとします。

 

それを聞き逃して、隣の人を見たら、里芋を塩で揉んでいた。

だから、とりあえず、自分も塩で揉んでおいた。

とします。

 

すると、何のために塩で揉むのか、これが何に応用できるのか、

わからないままになります。

「里芋は塩で揉む」、という点の認識しかできません。

 

理由と応用が分かれば、先生は海老やナマコって言っていたけど、

メカブにも使えるんじゃないか、とか、発想が広がって、

調べてみたり、試してみたり。

そうやって、頭の中のネットワークが広がっていくのだと思います。

 

点で認識する、というのがクセになると、

「要するに今、里芋が目の前にあって、塩で揉めばいい」

という以上の情報を欲しなくなります。

それで乗り切ってきた経験値が溜まっているからです。

 

授業中に先生の話を聞かない子、

隣の人のやることを覗いて、真似ばかりしている子、

は、ちょっと注意してみてあげた方がいいかもしれませんね。